ほぼ黒ワンピース生活

ほぼ毎日黒のワンピースを着ています。考えたことなどあれこれと。

また同じ境遇の人が死んだ

DV逃げして2カ月が経った

子どもたちと笑顔で暮らしている。

調停が走り出した。

 

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立ち直ろう。立ち上がろう。

先人たちの涙に助けられている私こそが。彼女たちの流した涙に報いるように。

 

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決意とともに毎日を生きている。強く歩むと気持ちを定めつつも、いつ元配偶者に出くわすか分からない。そして出くわしたら命の危機につながりかねない。「逃げずにいれば良かったのだろうか」決意が揺らぐ時もある。だけど、やはり決意とともに生きる。

 

しかし、また同じ境遇の人が死んだ。

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離婚調停で離婚が決まった家族、

凶刃をふるったであろう父親。

失われた命。

 

憶測でしかないけど母親と子は父親から離れる予定で段取りをしていたのであろう。別居するにも多大なエネルギーと資金が必要であり、すぐさま別居開始とはいかない。そんな中で眼前の「家族を失う可哀想な私」に理性を失わせる何かが起こった。

 

ニュースの中では「言い争う声もなく」とあった。

ね、何らかの事情が生じている家族には「言い争い」なんてないんだよ。

あるのは無視、大きなため息、大きな物音、舌打ち、一方的な叱責、性暴力。

「言い争う」声など外には漏れ出でない。

 

 

こういった証拠を残しづらいモラルハラスメント、家庭内暴力、家庭内性暴力、これらに耐えきれず自死する人も多い。もちろん自死を選ばない選択もある。別居をするかシェルターに避難するか。

子どもがいる場合は複雑で、「子どもの環境を大きく変えてもいいのだろうか」常に迷いながら耐えることもある。

自分の身体を失いたいくらいの苦痛がある。だが、自分の身体がなくなったら、この子たちはどう生きていくのだろう。

そう考え至って、留まる人もいれば、離婚に向けて別居を始める人がいる。

 

家庭内暴力被害者、児童虐待被害者を助ける機関と、そこにつながるチャンスは以前よりも増えている。それだけ家庭内暴力や児童虐待が引き起こす人的損失、自殺者の増加、虐待被害者の増加、そして経済的損失が多大であると内閣府男女共同参画センターも分かっているのだろう。多くの研究機関で調査、研究されているテーマでもある。

 

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私も多くの機関、多くの支援者に話しを聞いてもらい、行動した。そしていま回復の途上にあり、未来が見えるようになった。

同じ境遇の人に情報発信し、恵まれた境遇の人に向けても事実を語り、この世の中から家庭内暴力も家庭内性暴力もクリアしたい。そのために行動しはじめた。

そしてこれから生きる私の娘たちに、性暴力のない社会をバトンしたい。

 

それでも、また同じ境遇の人が死んだ。

いたたまれない。

彼女や子どもに支援が届き、早い段階での避難が出来ていれば、命は失われなかったかもしれない。

無力。

 

無力ではある。しかし、私はこの状況を、やはり変えたい。

被害者も加害者もない社会を作りたい。

そのために被害の現実を訴えつづける。離婚し新しい人生を歩む。子どもたちにより良い社会を手渡したい。

 

また、強い気持ちが芽生えた。

 

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