DV逃げして1週間が経った
子どもたちと笑顔で暮らしている。
経済的な不安はある。それでも、その不安は加害者である配偶者がいつ何をしてくるか、不安にさいなまれていたときほど大きくない。
良かった、と思う。
立ち直ろう。立ち上がろう。
先人たちの涙に助けられている私こそが。彼女たちの流した涙に報いるように。
2024年3月、3月8日の国際女性デーに閣議決定された原則共同親権の話題が踊る。
DV離婚は対象外とする案ではあるが、カウントされたDV被害は一握の砂でしかなく、DVがあっても「性格の不一致」で片づけられた事例も多い。たぶん私もそう「性格の不一致」で片づけられる離婚事件の中に入る。
加害を認めず、別居されて初めて大泣きし、情緒の制御を失った加害者・配偶者である。以後、メールのやり取りで婚姻費用の請求や子どもたちとの交流の話し合いをするが、全く的外れの回答が来て頭を悩ませる。
「家に戻って」と再三再四言ってくる。だから、被害現場に居続けたくないんだよ
「君の心の傷やつらい記憶って、これから楽しいことをしたら上書きしていけないかな」とも言った。トラウマは自分でケアするし、お前といることで楽しいことなんてできるわけがない。加害者が言うことじゃないぞ、それは
総じて「相談なんてできる関係性ではない」。
離婚活動が始まってすぐだが、すでにもう「共同」で何かを為すこと、況や子どもたちのことを話し合うことも無理だと分かる。
共同親権法案には反対。
DV認定の細分化と、DV被害者の救済策を充実することが先決だろう。
上記の如く考えるので、モノの始めとして市議会議員の連絡先をExcelにまとめた。メールで意見を送ることから始めたい。
内閣府にもコメントを入れよう。
私も動こう。
正直、私の傷はまだ癒えない。
元の家の近くを通るたび動悸がして吐き気がする。被害の日々を思い出して涙が出る。
さながらぱっくり開いた傷痕から、毎日毎日血が滲み、溢れている。
それでも動き出したい。
もう誰もつらく哀しく、孤独でみじめで、それでも自分を救い、子どもを護るために立ち上がろうとする誰かを助けたい。
強い気持ちが芽生えた。