月経困難症の治療方法として超低用量ピル「ヤーズフレックス」を選択しました。
Note:
これは1982年生まれ、二度の妊娠出産経験ありの女性における月経困難症治療のログです。
月経困難症でお困りでここにたどりついた方の何かのご参考になれば、と思って書いているものですが、個人の経験に過ぎませんので、万人に適用可能なものではありません。
ご自身のお身体についてのお悩みは、信頼できる婦人科医師にご相談を。適切な治療や手当で、より良い毎日を過ごされますよう願います。
オンライン診療・自費診療に感じた限界
第二子の産後、月経が回復して以後は自費診療で低用量ピルを服用しておりました。
このころはコロナ感染拡大の緊張感も強く、病院にかかりづらいという背景もあり「オンライン診療」でピルを購入していました。しかししかし、何シートか飲み続けるに「何も改善していない…」という思いが強くなりました。
低用量ピルを服用することで得られると見込んでいたことがいくつか外れてしまいまして。
- 出血量→増
- 下腹部痛→鎮痛剤飲むレベル
これは出血する数日間の予測がつくってくらいしかメリットないのでは…と思い再度オンライン診療を受けたのですが「合わないみたいですね~」というだけで代替の提案もなく、これはもう自費診療でなくて保険診療に進めるべきだな、と考えました
保険診療へ
保険診療で「月経困難症」を治療するとなったらもうミレーナ一択でしょう!と思ってミレーナくださいミレーナって言いに行ったようなもんだったのですが、主治医からは「出血の際のつらさを改善するのだったら、子宮内装具よりは出血の頻度を下げるのはどうでしょうか」とのこと、低用量ピルで泣きを見て、ミレーナに希望を見出していた自分にはがっかりながら、
- 経膣分娩の経験がないので子宮口の柔軟性が足りないかも
- ミレーナで出血がなくなる割合もそこまで高くない
- ミレーナ挿入時の痛みはリスクでもある
なるほど、、と思いつつ、
「低用量ピルの服用が長いのだったら、超低用量ピルを試してみるのもアリだと思います」ということで「ヤーズフレックス」のパンフレットを渡されました
先般受けたオンライン診療でも自費購入可能なピルに「超低用量ピル」があり、1シート9000円以上だったのでおののいていたのですが、今回は保険診療になることもあって費用は1シート3000円程度に抑えられます。
定時の服薬も別に苦ではないし、長期間出血がないってどんな感じだろう、ということで服用を開始することにしました
服用1か月後の覚書
結論から言うとこれらがとても快適でした
- ・50日近く出血がなかった
- ・出血があってもちびちびしたもの
- ・休薬期間を終えて服薬を始めたらすぐ出血が止まった
毎月毎月出血しては憂鬱になっていたのが、50日、ひと月半も出血の憂いがなかったのは良かったです。出血が始まるといっても点状出血で「お、きたか」という感じ。おりものシートで間に合う出血が3日続いたので、薬の説明書き通りに4日の休薬。休薬の期間はまぁ出血はあるけどそこまで負担でもない量でした。
Day 30 休薬3日め
— たかえ🦭娘たち誕生月🎂 (@tk_e) May 29, 2021
軽いときの生理2日めくらいの出血量(伝われ)
下腹部痛や頭痛なし
生理用ナプキンは当てるけどそんなにダバダバも出ないので「こんなもんか〜」という感じ
明日Day31にて休薬終了して5/31月から1シートめ28錠を飲み以後2シートめに入る#ヤーズフレックス
そんなこんなでこのブログを書いている6月初頭には、2シート目に入りました。毎月出血を起こさせるのではなく最長120日出血なしを目指す飲み方でいきます。「私はこれで改善した」という印象。
ミレーナをすっぱり諦めた
余談ですがこれにて「ミレーナをすっぱり諦めた」感じです。
家族で話してみても三人目の子どもをもうける可能性が無きにしも非ず、ミレーナを挿入してまた抜去して、となると負担が大きいです。
そういったわけで飲み薬のヤーズフレックスで体調を整えていくことにしました。
女性の身体、何かと思う通りにはいきませんが、どうにかこうにか付き合っていければと思うばっかりです。
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以前「生理日移動」に助けられた例も。読んでもらえたらうれしい