「生理の貧困」について思ったことを。
そして行動したことを。
わずかばかりですがサポートしてきました
— 伏黒たかえ🦭 (@tk_e) 2021年3月15日
今後とも応援支援#みんなの生理 【生理用品寄付事業開始!】ご寄付のお願い|#みんなの生理 #note https://t.co/G9pTIbw1gu
国際女性デーが3月8日、その3月に「生理の貧困」がクローズアップされております。
そして早々に動き出す自治体もあると分かりました。豊島区住みたかったぜ
この問題については
- 月300円程度の生理用品も買えない貧困に陥る女性がいる
- 親の無理解などネグレクトゆえにその状態にある未成年女性がいる
- 生理のない人がヤイヤイ言う
- 生理や購買に困難のない人もヤイヤイ言う
- 何でかすべて「女性はこれだから」ってなる
貧困、虐待、無理解、無関心、女性蔑視、現代日本社会の諸問題を煮詰めたようなケースです。
私やそのほか聡明な方々は、前出諸問題の解決には時間も人もお金もかかると理解しているので、それらをとりあえずすっ飛ばして、まずは困難にある人に「生理用品を配布」したり「軽減税率対象商品に加えてほしいと要望を出している」わけです。
そんなわけですが、ほんと何でヤイヤイヤイヤイ言われるのでしょうか。きわめて理性的に行動しているのに。ほんとよくわからん。
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そうこうよくわからんうちに自分の月経周期(低用量ピルの服用中なので正確には消退出血)が回ってきました。
腹痛に備えて鎮痛剤を飲む。棚に仕舞っている生理用品を適量出す。薄型ナプキンとシンクロフィット。
口コミの絶賛が素晴らしいので、前回の周期からソフィのシンクロフィットを使い始めた。そらもう快適の快適で、使用感に驚きと感謝しかない。特殊形状の吸収体にこんなにも助けられるとは思わなかった。
月経周期は「メスの身体を憎む日」とも思っている。次世代をはぐくむに必要な生理現象であることは保健体育の授業も受けたので知っている。しかしそれでもこの痛苦ときたら。
そしてメスの身体を憎む日もある私は、またメスの身体を生んでしまった。
毎晩どの柄のパジャマを着るだの、ピンクのタンクトップが可愛いからもっと買ってだの、三つ編みいっぱいしてだの言う可愛い子供たちも、いつか自分の身体を憎む日が来る(かもしれない)。
その日のために、とにかくは快適に過ごせるように生理用品への出し惜しみはしないと決めているし、きつい症状があるようなら婦人科にだって付き添う。むしろ連れていく。なおHPVワクチンも定期接種の年になったらすぐに接種させる。あと7-8年後のその頃には「HPVワクチン打たないの?何で?」という会話すらなくなっていることを願う。
ふと、自分の快適と、わが子の快適を追求しうること、それは今困難にある人には届きづらいことなのだ、と心が止まった。私だけ快適でいいのか、と。
大まかな概念に当てはめればそれはただの偽善であろう。身近に困難を抱える人がいるのならすぐに助けたいものだが、継続して寄付できるかは分からないし、困難を抱えていそうな人に声をかける度胸もない。自分で活動団体を立ち上げるなども出来ない。
出来ないできないとかぶりを振るばかりの自分にも嫌気がさす。でもそれはどうしようもない。それなら、すでに発足している団体を応援することで微力ながらも助けになれるのなら、この私の罪悪感も無力感も「応援する」というポジティブな行動になるのではないか。
そういうことを考えて、上掲 #みんなの生理 のnoteにてサポートをさせてもらった。生理用品3パックにも満たない金額だったけども。ないよりあったが良い3パックである。活動されている方や支援を受ける方の、心と身体を温めるものになったっていい。なんにでもなるから現金ってのはいいものだ。
今は寄付も口座振り込み以外に、noteのサポートやクラウドファンディングのシステムを使ってパソコンの前で完結できるようになっている。それがありがたい。これからも継続的に支援していく。
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再度、活動されている団体さまへのリンクを。
*1:ユニ・チャーム ソフィ シンクロフィット 12ピース ×10個セット
ドラッグストア販売だと280~290円が底値なのですが如何せん取り扱い店舗が限られています。そして通販購入だと割高になる…そんな中で上掲アマゾン販売分だと10個セットで2800円ほど、ドラッグストア販売価格に近いので、こちらをご紹介いたします。
*2:村中璃子氏「10万個の子宮:あの激しいけいれんは子宮頸がんワクチンの副反応なのか」読了しています。