産後うつかと思いきや双極性障害(Ⅱ型)でした。というわけで治療開始してもう1年と9ヶ月になりました
気分障害の当事者がつらつらと書き連ねる治療の感想になります。
万人に通用する障害の乗り越え方や治療の進め方についての情報はありません。私がこうだった、という一つの事例でしかないことをまずお詫びいたします。
(せめてものお詫びの気持ちで)障害についてお知りになりたい方は、厚労省の情報をご参照ください。
また、かかりやすい精神科を受診し、お医者様とよくお話しになることで障害を受け容れ、人生を穏やかにすることがベストであると考えています。スピリチュアル系列、反現代医療に走ることなく、この障害と共に生きる道を探していただきたく思います。
拙ブログは雑記ブログです。精神障害以外の話題についても雑多に記載しておりますため、双極性障害Ⅱ型の情報のみご覧になりたい方は、 双極性障害II型 カテゴリーの記事一覧 をご覧ください。
今日お話しするのはこんなことです
愛おしいくらいの「ほんのりしあわせ」
貧血症状が発生
数日ひどい貧血に見舞われ、ちょっと自転車こいだだけでも息切れ、ふらふらして食欲もなく、夕方以降子どもたちと過ごすには日中休むほかない体調が続きました。
貧血だろうなと思います。
そしてラミクタールの副作用情報には「貧血」もあり、更には「再生不良性貧血」とあり。
副作用なら薬剤変更、
この「ほんのりしあわせ」の気持ち、続くことがこれまでの人生にそう無かったので、新鮮な気持ちです。というか健常者のみなさんはいつもこうなのか。
とまぁこの状態がとても好ましいので、副作用として貧血が出たとして、もしももしもの再生不良性貧血だとして、 ラミクタール150mgを手離したくない気持ちが優先しています。
たとえ貧血、または再生不良性貧血でしんだとしても、この幸福感を失いたくない。
病歴20年ほど、死にたさと躁とで自分の気分に振り回された人生にはもうこりごりなんです。またイチから合う薬を探すなんて。またあの、自分も家族も気分の波に飲み込まれるなんてしんでも嫌だ。
ロジックがおかしいのは自分でも分かっています。けど正直な気持ちとしてそうなんです。
双極性障害と分かってまだ2年も経ってないところ、第一選択にしたラミクタールが合っていただけでも運が良いだけ。私以外の数多の患者さんは、何度となく処方を変えながら、生活を変えながら、やっと安定を得るのが通常なのでしょう。そうしてやっと安定していくものだと理解はしています。
私もその一つの波に乗るタイミングなのかもしれないし、ただ単に鉄分不足がゆえに貧血であって副作用ではないのかもしれないし、先のことはわかりません。
続くようだったら診察も前倒しして対処。
なにもかも諦めて、生きることを止める自分ではなくなったのだな、ということも分かったここ数日です。