ほぼ黒ワンピース生活

ほぼ毎日黒のワンピースを着ています。考えたことなどあれこれと。

休校要請への対応で、そのうち親にガタがくる

感染症対策で全国小中学校一斉休校要請とか出たわけですが

大丈夫ですか、みなさん、生きてますか

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--- nanairo125さんによる写真ACからの写真

 

「子ども見ながら在宅勤務」の疲労について、

今冬に至っては在宅勤務の推進もあったんですけども、自分自身の在宅勤務経験からいうと「子どもがいたら仕事はできない。できても時間あたりのパフォーマンスは落ちる」ことは明確です。なので、「お子さん休校?じゃあ家で仕事していいよ」となる場合に業務量そのままお持ち帰りするとなると、落ちた己のパフォーマンスで仕事の10割を回そうとすると無理が出ます。無理が出た分は道理を引っ込めて、勤務時間外すなわち子どもが寝たあととかに仕事をして補うことになるわけですね。だって「子どもが家にいたから、仕事ができませんでした」とか誰も言いたくないし。理由はどうあれ、一度引き受けた仕事を完遂できないのって辛いし、嫌なことなので。

 

業務量の調整ができるか?

イヤ、なんていうか、思慮深い大企業にお勤めの皆さんにおかれましては、そういったことも勘案済みの上で今回の事態に立ち向かってらっしゃるかもしれないのです。業務量を幾分減らすなり、無理なもんは無理と時間や距離を置いたりしてるのかもしれないです。「子どもがいたら仕事する時間は純粋に減るから、仕事の方はボリューム落としとこっか。誰かがカバーに回ることもないように調整できるよ。大丈夫大丈夫。お子さんのためだよ。子育てって大変だもん。仕事は大丈夫」ってホワイトがホワイトの極みでむしろプラチナの輝きを放つような会社様も、この世のどこかにあるんですよねきっと。

しかし「業務量を減らして対応」なる在宅勤務関連の報道は聞きません。

てことはみんなさん、普段の業務量とともに子どものケアも負っている人がおおいのかな、と。

そして、そういう場合でも、マックスに嫌なことである「仕事を落とす」を回避するにはどうするか。

 

1番かんたんなのは、自分の健康を差し出すこと。

睡眠時間を削って、食事も疎かに、仕事の時間を一分一秒と捻出するわけです。

 

会社と交渉できる人がいればじゃんじゃん交渉してほしい。「家に子どもがいる状況だと、仕事に集中できる時間は純粋に減ります。だから」って。

 

けども自分の健康を差し出すのがジャパン労働者の美徳のような風潮があるので、たぶん健康を犠牲にしたうえで、在宅勤務と子どものケアを両立している人がいるんでしょう。

 

今はいいけど、そのうちガタがくる。

 

そしてその「ガタ」をリカバーするにはどうしたらいいのか。

政府によれば今回の一斉休校に伴い休業を余儀なくされた保護者には日給相当の手当が支給されるそうですけど、在宅勤務で激烈な「ガタ」を背負い込まざるを得なくなった場合は、誰がお手当てしてくれるんでしょうか

休業したわけではないから給与は発生しますけど、仕事と子どものケアとのダブルワークを走り抜いた労力へのお手当は?

 

まぁ無理だわな。

お国様をあてにできないわな。

 

休業補償だってフリーランスは適用外だし(この時点で私は吐血)。

せめて本件が終息したときに国内旅行に行ってゆっくり温泉につかったり高級ビュッフェ回ったりしたい。ていうかもう我慢ならず、普段はぐっと堪える種類の商品を予約注文しちゃったよ。鬱屈してるよ。爆発したいよ。

 

「保育」が機能すればなんとかなる 

うちは1歳と4歳の子どもと暮らす労働者家庭なので、娘達はふたりとも0歳から保育園にお縋りしております。保育園のお陰でしっかりと仕事ができているわけでして、今回の件でも「保育園マジありがとう」の気持ちがやまないわけです。

そして思ったこと、

 

悲願達成なるか。

 

 

ここまで労働と保育の目で本件について考えてました。

一日も早い事態の終息を願うのみです。

 

週末くらいは、いろいろ手を抜いて、ゆっくりすごそうな…