電車通勤をしていたときのことを思い出した。ことの続きの話し。
特にホラーでも何でもない思い出話です。以前東武東上線で狐を見ました。
そういえば電車通勤時の思い出、放流しておきたいのもう一つ
— PUIPUIたかえ🦭 (@tk_e) 2021年3月30日
混み混みの東上線、ふわりと空いているスペースがありそこに入り込んだら背の高いスーツ姿の男性がいるだけだった
ラッキー思って池袋まで快適に過ごしたんだが、ドアが開いて上を向いて初めて気が付いた。
その男性は狐の面を被っていた
という話をしました。
これに被さりがちな言葉って
「たかえさんも疲れてたんじゃないの?」
なんじゃないですかね。
疲れてたからって何でしょうか、幻を見たんじゃないですか、てことですかね。
そうやって「そんなもんはない」「自分はそんなの見たことないから『ない』」とすること、それが現代の病理なんだなーと。
狐の面を被って電車に乗る男性なんていない、てことはすべての男性は電車内での迷惑行為を回避する行動をとらないでいい、てことは電車内での迷惑行為なんて『ない』。
ほうほう、そういうことか。
自分が実際に見たこと、受けた衝撃、聞こえた罵声、それらは『ない』のですね。「あなたが見たことが『ない』だけなのに」ね。
人の言うことを即座に否定するほどに、それほどまでに信じたい世界があるんだなぁと思う一方で、確かに見えていないから、知らないから、まずは「うそぉ?」と疑う。分かるなぁ。。
私も信じたい世界がありますよ。誰もかれも、素顔でそのままで道を歩ける世界が欲しいですよ。
しかし、そこまで「疲れてたんじゃないの?」と心配されたら「疲れてたのかなぁ」と思っちゃいますね。もう数年前の話しですし、今やコロナで在宅勤務が浸透したところでもありますし。ともかく、川越祭りは今年はあるんでしょうか。