漫画アプリはジャンプ+をよく利用しております。読み切りが良い。
というわけで「とても良かった」と思った作品は積極的にシェアしていこうと思います。今日の「とても良かった」は2023年6月16日掲載の読み切り「続く道 花の跡」(ななせ悠)です
まずお読みなさい。
ノスタルジックな風景から「計算手」の仕事が説明されていきます。
主人公は新米計算手とその指導係。それぞれ20歳代の若い女性。
ていうか、え、何それ、計算手とは?電話交換手なら知ってるけど、計算手とは???
冒頭計算手の仕事について解説があり、主人公が飛び込みゆく世界とその周縁が描かれています。
ストーリーはお仕事漫画的に進みつつも、新しいものが作られゆく様や、それを嫌悪し受け入れられない人の心や、
当時の女性が置かれた「環境」など、重たいテーマも折々にありつつ、全体的にさわやかに描かれています。
そしておばあちゃんになって再び会う二人。
「歴史」になったかつての自分の仕事を見た二人の表情がまた胸にじわっときました
新しいものが出来て、機械に仕事が奪われて、人も人として新しい仕事を身に着けていかねばならぬ。生成AIや機械学習に恐れを抱く人たちにとっても、良い教材なのではないでしょうか。
とても良かった!ぜひみんなさんも読んでください!