レイチェル・カーソン「センス・オブ・ワンダー」を読んだ感想です。
フラッと入った蔦屋書店で、緑にあふれたこの文庫本の表紙を見てすぐさま手に取りました。道端に咲いている花に手を伸ばすような気持ちでした
理系学徒としてレイチェル・カーソンの「沈黙の春」は必読書でございました。特に農学部だったので、殺虫剤に関してはよく知っておかねばならず。当時も小説版で手に入ったので読んではいたのですが、いつのまにか手元になくなっていました。
ライフスタイルの変化で手元からこぼれた本を、だんだん買い戻したいと思っているさなかにこの小説版「センス・オブ・ワンダー」を手に取れたのは幸運です。
読み進めるにつれ、
子育てをする中で「それはやめて」「靴がよごれちゃうから」と子どもの好奇心を如何に挫いてきたか、悔恨ばかり。
しかし、挫いてきてしまったという自覚が芽生えたことで、これからは子どもの感覚を大事に見守っていこうと思ったものでした。
レイチェル・カーソンの命の炎が尽きゆく中で書かれた文章、詩的でかつ論理的で、うっかり忘れそうになるものを取り戻すことができました。
いつも手元に、いつもバッグに入れておきたい本になりました