ほぼ黒ワンピース生活

ほぼ毎日黒のワンピースを着ています。考えたことなどあれこれと。

天上の虹が完結していた

図書館の漫画文庫コーナーに「天上の虹」を見つけた

母が単行本で揃えていて、でもリアタイではあれこれ叶わず、最終巻が手に入らないと悶絶した日々の終わりであった

 

母は里中満智子氏の大ファンで、九州地区内で講演会があると知ると周りの人にも頼み込んでチケットを取りに行くくらいの熱狂であった

70歳を超える彼女がコツコツ集め楽しんでいる作品であります。私も幼いころから読み親しんでおりました。保育園児の頃の寝言で「うのの さららの ひめみこ」と言ったそうで、今でも母は思い出して笑います。姉はこの作品のおかげもあって歴女となりました。

途中、連載雑誌の休刊・休刊に泣き、もう続きは読めないのかと母娘ともども嘆いたものです。

月日は流れ、通販で手軽に漫画を買えるようになった頃、私の里帰り出産をサポートしてくれたお礼ということで23巻をプレゼントしました。

 

しかしその前の20-22巻がどこの書店系ECサイトのどこにもない。

途中が読めなきゃ完結なんて、と思いながら育児に忙殺されており、実家からも足が遠のき、コロナもあって、あれこれあって、、

 

実家の相続のためにあれこれ段取りをつけていて、

母の蔵書の質の良さ・量の良さを活かした実家リフォームをしたいなと思っていたところにこの「愛蔵版全巻セット」が輝きながら目の前に現れたわけです。

 

今、実家の家屋自体はぐっちゃぐちゃですが、モノを減らし、すっからかんにし、窓を変えたり壁紙を変えたりフローリングを変えたり、リフォームするぞと。そして背の低い本棚を壁一面に置いて、そこに漫画や書籍を詰めていき、素敵なラグを敷いたり吊り下げハンモックなんぞ置いてみて、好きな時に好きな格好で好きな漫画を読める、そんな家にしたいなと。

長年ワーママ頑張ってきた母に、そういう空間をプレゼントしたいなと思っています。

 

そんな願いの中に愛蔵文庫版。ほんと感謝。

本棚をしつらえて、そこに全巻収めるその日を夢見て、実家の片づけ頑張ります