ほぼ黒ワンピース生活

ほぼ毎日黒のワンピースを着ています。考えたことなどあれこれと。

90歳なにがめでたい を観に行ったので

「90歳なにがめでたい」を観に行きました

感想をつらつらと

 

感想がスプラッシュして一部ネタバレもあるかもです。鑑賞した方と語り合いたいので未見の方はまた今度。

 

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では以下ネタバレも含んで。

 

軽妙!

最初から最後まで「軽妙」。

佐藤愛子氏の「軽やかさ」だったり担当編集吉川の「軽々しさ」だったり。

頭のいい人たちの会話は何にしても「軽妙」その雰囲気が大人の知性を感じてとても良かったです。日本映画かくあるべし

 

世の中のつながり

最初はとぼとぼと億劫な様子で外出する佐藤愛子90歳ですが、熱意ある交渉に朝の散歩なんぞしだし、服装も着物を着たりそしてその着物が良いものになったり格の高いものになったり。

最終節の旭日小綬章の会見の際の和装は見とれるほどの綺麗さでした。

 

www.shogakukan.co.jp

 

実際の綬章後会見はスーツだったようですね。これもまた素敵だ

 

担当編集の内面の変化

担当編集者の吉川は世の中に取り残されがちなビジネスパーソンとして登場しますが、数々の手土産と、作品の読み込みと、熱意ある説得の様子が「昭和っぽさ」ありつつ、それでもそれが佐藤愛子には届きやすかったのが分かりやすかったです。

令和男子の編集者はネットで予約して2時間待ちのサブレ(クッキー?)の缶を手土産に持っていくところ、虎屋、八天堂とかあれこれと、自分で買いに行ったんだろうなーという細かさがまた良かったです。

 

さてさて、彼にはパワハラによる異動やら離婚前提別居をされるなど、なかなか現在の中年の姿があるわけです。会社の方は昔ながらの仕事ぶりでも仕事先との相性が良く好調子。一方の家庭の方では、というところ

 

我が家にカブる

うちはいま離婚前提別居をし、子どもと元夫(まだ離婚成立してないですが私の中では戻ることがないので元夫、です)は面会もできていないのですけれど、その当事者たる娘たちもなんだか思うところがある模様です。

娘がこれまでの編集者の家庭での態度を詰って泣くシーンは、娘たちが日ごろ「もうパパには会いたくない」という心境を映しているようで、この年齢の娘さんは自分の言葉で自分の内心を説明できるけど、うちの子どもたちはまだ説明ができないもんな、と、成長を待つのが良いか、言葉にするのを促すか悩ましいところ。

ただ、そのうち「パパ見に来てくれてありがとう」とメッセージの一つも打てるように、

そしてまた私もいきなり声を掛けられても応じられるように、時間のたつのを待つだけだなと思いました。

 

(今の段階でいきなり元夫に声を掛けられたら、110に通報しながら全力ダッシュで逃げます)

 

自分ちの話しになってしまいましたけれども。映画は本当に良いものでした。

 

人生訓がところどころに。

 

佐藤愛子という作家を知らずとも、こういう方が同じ時代を生きてくださることに、そしてこの世の中をその方の目線で言葉にしてくださることに感謝するばかりでした。

 

作品も読みたいと思います、けど

映画の効果か、最寄りの図書館ではほとんど貸し出し中でした。

 

いい映画だから見てきて~

 

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