ほぼ黒ワンピース生活

ほぼ毎日黒のワンピースを着ています。考えたことなどあれこれと。

やっぱり複業はええわ

自宅開業フリーランス特許調査員を初めて6年が経った。振り返り。

 

育児休業から復帰して、元居た部署では激務上司に付くことになり心身ともに疲弊して「もうギブ。異動させてください」と泣きながら別の上司に相談して叶った異動。元の時短勤務に加えて職域も変わったので給与が単純に落ちました。

異動後の部署は調査はそこそこやるものの、基本的にはメール捌いて海外顧客に見積り出して、しかもその見積り算出システム的なものは優男~な新上司がほぼ自動化してくれていて、私は数字を入れるだけ、体裁を整えてメールに添付するだけみたいな仕事になっておりました。正直言って暇。だけどお迎え時間は迫っているから時短勤務は続けなければ。

 

保育料は満額だ。働かねば。しかし事務所では稼げない。そうだ副業を始めよう。

そうやって始めたのが特許調査のサイドワークでした。

 

当時勤めていた事務所も、本業の方でお給料を出せないためか副業を解禁し、予備校講師になる士業の方も、コンサル始める士業の方も、カフェ経営始める経理の方も、パン製造をしたくてパン屋さんのバイトにエントリーしたのに売り子になっちゃったんですよぉ、と嘆く秘書の方も。いろいろやってらっしゃるな~と思って、じゃあもう私も持て余した技能を使ってしまえ、と副業届を出したのです。

 

幸いオフ会で知り合った弁理士の方からご依頼をコンスタントにお請けすることが出来、そのご縁は今も続いています。

 

特許調査で開業しているということは履歴書上のブランクにもならず、様子伺い程度にした再就職活動でも評価されたものです。このまま続けて大丈夫。という自信がついた経験でした。

 

そしてもう一つの仕事がブロガー。これもまた良い。

自分の属性を語る場所としてこのブログから始まって、家事を楽にする仕組みを作りまくってるな、となり「とにかく〇〇しない家事」を始め、他漫画感想ブログやラーメンブログなども綴っております。昨年末からは双極性障害の当事者としてのブログも書き始めました。

なんていうかまぁ、よくもこんなにブログを並走しているもんだなと自分でも思いますが、双極性障害のせいかおかげか、考えることが多くて、書いても書いても書ききれない思いがあるのです。いいことなのか悪いことなのか、

ただ自分の思考のクリップにもなるし(双極性障害では躁状態と鬱状態で認知が変わってしまい、昨日は楽しく生きていても今日はしにたくてたまらない、みたいなことが往々にして生じるので、このクリップ機能は大事なのです)、

書いたものを見てくださった方のリアクションもまた励みになります。

 

自宅開業でほぼ人と話さないのもあって、書くことで外部とのコミュニケーションを補っている、と考えたらよろしいでしょうか。そんなもんですね

 

調査でゴリゴリに専門用語を操り文献を探しては読み探しては読み、ふと「ブログのヘッダ作ろ」とデザインアプリを開いてイメージ作成をし、文章を練り、写真を撮り、子どもたちとほのぼのして思索を深める。そして書く。

 

あれもこれもやって、ええんか、と思うこともありましたが、

 

やっぱり複業はええわ、

 

と思うのですよ。性に合っている働き方に落ち着いて良かった。