興味深いweb記事がタイムラインを駆けていった。さすが師走。最初からトバしてくる
いじくり回したい記事はこちら。
Yahoo!に転載されていたときは出典が「プレジデントオンライン」だったので、うを、男性読者が多い媒体に「卑怯な」とかねじ込んでおる、と画面の前で口笛を吹くアクションをしておりました。何かが動いている。
よくよく探せば初出はプレジデントウーマンでした。なーんだ。
でも「何かが動いている」の気持ちは変わりません。
別のタイミングで読んだ記事も引用しておきます。
こちらは VERYWEB。私の中ではWMに寄せてきてることで有名なファッション誌と位置付けております。ワーママにうれしい内容になるのはナチュラルな流れ。
割とズバッといっててわろた
— Takae🫧福岡移住 (@tk_e) June 15, 2022
“週1回の迎えや可能な範囲での家事分担という最初の条件がおかしかっただけで、正常な形に戻っているに過ぎません”
「在宅勤務で妻の要求がエスカレート」パパの嘆きに東大人気教授がアドバイス! | 子育て|VERY[ヴェリィ]公式サイト|光文社 https://t.co/krKNv0KEsb
同じ問いで、りゅうちぇるの回答もありました〜!
— Miyu (@miyuluxe) June 15, 2022
大体言ってること同じですwhttps://t.co/aQmCQ668oD
りゅうちぇる版は若い人も読みそうなところ、大体言ってること同じ。
ふむ。
最初の条件がおかしかっただけで、正常な形に戻っているに過ぎません
これ、これ。
就労しているという事情は同じなのに、何故保育園連絡帳のあのちっさいノートにチマチマと生活状況を書き入れ、洗濯をして準備をし、嵐のように子どもを保育園に送り届け、通勤電車でやっと一息、ミチミチのスケジュールをこなし退勤し、また嵐のように子どもたちをお迎えに行き「ママ遅いよ!」と言われた次の日には「ママもっと遅くていい」と言われたりするあの日々を、なんで「ママ」の方が担う割合が多いのか。
※もちろん同じ状況をこなしているパパ殿もいると承知しております。いつもお疲れ様です。
私が現役ワーママだった2016年~2019年ころは、送迎のパパもだいぶ増えてきた「節目」でした。パパ育休の割合が右肩上がりで、有業女性家庭も右肩上がりで。
働く女性としては味方が増えていく状態。
そして、よそのおうちのパパさんが送迎する様子をみては勇気づけられ、意を決して「少しはお迎え代わってよ」と言ったのですけど「俺休めないよ」と突っぱねられ、よそのおうちのパパさんは送迎してるのに、なんでうちのは、と配偶者がヘイトの対象となっていったあの頃。よそはよそ、うちはうち、分かってはいるけどやっぱり「うちも」となりたかった。
最愛のはずの男性が、「なんでいっつも私ばっかり」という恨みつらみの主人公になってしまっていたあの頃。
あの頃には「最初の条件がおかしかった」という意見はみませんでした。
「だって俺の方が稼いでるじゃん」「同じくらい稼いできたら俺が専業主夫やるよーw」と傾いている天秤の上の方からヘッヘーと嘲笑されて悔しい思いをするだけ。
ミクロの差別はマクロの差別だ、とやっとみんな気づいたものでした。
そして時は流れ2022年の今、「卑怯な」とまで強い言葉で男性優位社会が非難されている。プレジデントウーマンだけど。でも、この流れはプレジデントオンラインにも及ぶでしょう。
そうしたら、やっとイーブンになれるんだろう、と近い未来を思います。
ああほんと、つらかった。
泣く子を抱いて泣きたい気持ちでいても、家の中のもう一人の大人は飲みに行ってたりして。
あんな辛さを、これから先のひとは感じないで済むんだ。
そういう未来が来るんだ。
よかった。
私たちを超えた世代が働きながら子どもを育てていく。
その世代にもその世代の悩みはあるだろう。
私たちは、出来る限りの知恵は残してきた(Twitterに)。だから時代に合うものは取っていくって感じで使ってください
という感じに「俺の屍を越えてゆけ」の気持ちでいたところ、いいツイートを拝見しました。
今の人は恵まれてるんだから感謝しろ!とは思わないし、もっともっと改善されるべきと思っています。
— hahaha (@YokoBlankCafe) November 26, 2022
使える制度はどんどん使って。
ただ、ただ…。
諸事情でキャリアを諦めてきた人たち、「屍」になるにはまだ若いんだよ。30代40代はまだまだ現役なんだよ。
キャリア再構築するチャンスをください。 https://t.co/EjwwXHaGMm
「屍」になるにはまだ若い、なんとエンカレッジされる言葉でしょう。
一度は負けました。でもまた、自分の道を開いていきたい。
よし、私も勉強がんばるよ。