ほぼ黒ワンピース生活

ほぼ毎日黒のワンピースを着ています。考えたことなどあれこれと。

「ゴールデンカムイ」にハマりました

また漫画の話しですみません。鬼滅の刃に続きまして、ゴールデンカムイにハマりました。

 

無料公開期間でザザザーーーっと5周くらいした「ゴールデンカムイ」ですか?今既刊27巻(+ファンブック)がありますよ?

 


ゴールデンカムイ 1 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)

 

「ゴールデンカムイ」の魅力

無料で読める(ときもあった)のに、何で全巻、単行本で買ったの、と自分でも思いますが、「この漫画は単行本で読みたい」という理由がいくつもあります

北海道の自然の風景

自然の風景、これは見開きで見たいと強く思いました。

緻密で美しい見開きページがいくつもあります。そしてそのページが物語の壮大さや美しさを表している。週刊連載の少年漫画で、ですよ

 

文化と時代の精密な描写

アイヌ文化ってともすれば難しい題材だと思います。だけど精密かつ緻密に、そして文化への尊敬や畏敬の念が込められており、読み進むうちその畏敬の念が読者にも移っています。アイヌ文化を学びたいと思う読者は多いはず。

また、日露戦争後の日本の風景描写も、銃火器や刀剣の描写も美しい。もちろん、北海道の自然に住まう動物たちも、表情や感情すら感じ取れるほどに描いてある。

 

美味しそう

ゴールデンカムイの真骨頂が狩猟とグルメのかけ合わせでしょう。ほとんどコタンに帰らずとも山でサバイバルできるアシリ*パ(リ*は小文字、以下同じ)はすごいと思います(語彙を尽くしてなおこの表現)。

そして美味しそう。ハヒィっと熱々の料理を猫舌を我慢しつつ頬張り食レポをする杉元がめちゃくちゃ可愛いです。彼はまた、アイヌの食文化をさげすむことなく受け入れて、グロテスクなカワウソや白鳥の頭部もしっかり頂いています。そして味噌を「オソマ」と避けていたアシリ*パも、はっぷはっぷと桜鍋の馬肉を口に運びついに「オソマ美味しい」と明るい表情になる。

お互いの文化を受け入れ合う杉元とアシリ*パが情を通わせていく様子に心が温まります。

 

そして笑える

最初、ゴールデンカムイが流行り始めたころは「ギャグマンガなんだろうか」と忌避しておりました。しかし「美味しそう」「精密・緻密」の表現に惹かれて読み進めるうち、ギャグ要素にも馴染んでいき、いつの間にかギャグパートで大笑いするようになりました。

随所随所に現れる面白表現を拾って日々のツイートに盛り込んでしまう始末。これはもうドはまりと言って差し支えないでしょう。ポイントオブノーリターンは遥か遠くに過ぎ去った。

 

***

 

という感じにドはまりしてしまい、各キャラクターへの愛も芽生えてしまったので、このブログに感想や考察を書くのは今まで堪えていたのですがもう無理です。書いちゃいました。

みんなさんにも、ゴールデンカムイ読んで欲しい!!と心の中でクソデカボイス。

 
ゴールデンカムイ公式ファンブック 探究者たちの記録 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)

今後ちょいちょいキャラ造形やストーリー展開の妙についてお話しさせてください。

また漫画の話しですみませんでした。