第二子産後に産後ドゥーラさんと産褥シッターさんにサポートに入ってもらいました。2018年のはなしです。
基本ステータス
うちの基本ステータスとしては「第二子の産後になる」こと、「両実家は遠方」の核家族で、「夫が仕事中心なので育児を頼れない」ということです。
分娩予定
第二子は予定帝王切開で出産する予定だったので、比較的スケジューリングは楽。産後入院は8日間。自宅から車で10分ほどの産婦人科医院での出産でした。
第二子産後
第一子長女が3歳のときに第二子の出産となりました。
ちょうど長女もおむつはずれの時期で、保育園のサポートを得つつも家でもまだまだ親の手が必要な段階でした。産後、帝王切開手術後の身体で3歳の世話、、難しい。
保育園への送りは夫がやれますが、夕方の迎えはどうしよう。
夫
仕事中心で「出産入院って何日くらい?8日??その間に俺が出張になったらどうするの」とかいう人でした。朝の送りくらいしか当てにならんし以降は愚痴しか出てきそうにないのでここでこの話題は終了。
両実家遠方
両実家が遠方で、実母義母のサポートが得づらく、来てもらうにしても飛行機代と新幹線代がかかります。しかし本人たちもサポートする気満々だったので、今回は産前にかけて義母、産後に実母に来てもらいました。
それぞれ1週間程度のサポートを頼み、それで産後2週間は埋められた。ので、その後はどうするか。
せめて産後6週間は寝て過ごしたいところ。
産後ドゥーラさん探し
こちらの「ドゥーラを探す」から近隣の自治体でご活動中のドゥーラさんをピックアップしプロフィールと活動時間を確認。お問い合わせフォームからアクセスいたしました。
プランニング面談90分
フォームから問い合わせて以降はドゥーラさんとの個人的なメール連絡になります。早速自宅に来ていただいてプランニング面談。
プランニング面談のお時間は90分、じっくりお話し出来ます。料金は2000円+交通費。
複数名のドゥーラさんと面談して、家の中を見ていただきつつ、ドゥーラさんの働きぶりを教えていただきつつ、スケジュールの突き合わせ。お話しをする中の雰囲気と、自宅への通いやすさから正式に依頼するドゥーラさんを決定し、また詳細スケジュールを詰めていきました。
頼んだこと
産後3週目から6週目まで、週2回、2時間(15:00-17:00 )
実際のドゥーラさんの動きとしては、
- 15:00 訪問、身支度(手洗い、うがい、ドゥーラ衣への着替え)
- 15:05 作業1(おにぎりづくり *1 、後片付け)
- 15:25 作業2(リビング掃除、寝室掃除、ゴミ出し)
- 15:50 長女お迎えへ向かう/お迎え後は公園遊びなど
- 16:30 長女と帰宅/室内遊びの相手
- 17:00 お見送り
作業はキビキビされているのにこちらと雑談する余裕もあって、こちらも大人との会話で気持ちがほぐれるし、「セリアでこのカタチのタッパを買ってきて欲しい」といった、ちょっとしたお買い物も頼めるし(その作業にかかる時間は訪問時間からマイナスするなどして対応)、寝たいときは寝かせてくれるし、本当に感謝しかない訪問日でした。
また、実際の産後サポートが始まる前に、産前サポートとして訪問していただいた日もありました。ベビーベッドの組み立てやベビーチェアのパッドの洗濯など、うっかり忘れていた出産準備項目もあって、とても助かったのでした。
代金
私が頼んだドゥーラさんの場合は、2500円/時間+交通費。なお交通費は「自転車で来れるので結構です♪」とのことでした(感謝)。
料金は月末にまとめて後日振込。当日の現金のやり取りはありません。ネットバンキングだと家でもできるのでべんり。
利用後感
「こんなに頼っていいの!!!???」というのが大きい声で出る程度に感謝アンド感謝アンド感激しました。
ふにゃふにゃの新生児のため長女のためとあくせく動き回りたいのに身体がついていかないもどかしさ、それら全てをすっかりおまかせすることができて、感謝と感激以上の感想がありません。
産後ドゥーラさんに頼ると決めた理由
そもそも、ドゥーラさんの存在は知ってはいても、実際に家に入ってもらうのはためらいもありました。けれども長女の相手も任せられること、産後ケアのプロであること、産後の身体に寄り添う存在が必要であること、、など総合的に考えて頼ろう!と決めたわけです。
「お医者さんは教えてくれない 妊娠・出産の常識 ウソ・ホント」
こちらの本は社会学者が書いた妊娠・出産の本ということで、徹底的にデータ、エビデンスをベースにしており小気味よく読めます。おすすめ書籍です。
こちらの書籍にも産前産後でドゥーラ選定がされていた産婦の予後がよい、とのデータが開示されていたので、私も頼れるドゥーラさんを得たい、里帰りせずに第二子育児に挑むと決めたと同時に、ドゥーラさん探しを始めたのでした。
結果、とても良かった。
できれば多くの方に産後サポートを活用していただきたく、今回このブログに書くことにしました。
ドゥーラさんに見守っていただいた新生児も、今や歩き回っております。
多くの方に見守っていただいた産褥期に味わった感謝の思いを忘れること無く、これからも育児の日々を過ごしていきます。
*1:おかずはセブンミールで平日夕方の宅配を頼んでいたので、家で準備するのはご飯のみで良くしていました