私の/夜中の考えごと

働き方や子どもとの暮らし:夜中に考えていることを書いています

離婚したくて家出した夜、夫の言葉を反芻

さすがに夫婦関係を維持できないと思って、家出をした。夫と話したことを思い出しながら、自分の気持ちを鎮める。

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夫はやはり専業主婦たるもの家のこと子供のことは全部自分のものとして、外に働きに出ているものを支える立場であるべし、と思っていたようだった。

彼の言ったことのすべてを覚えていられるわけもないので、エッセンスだけいうとそうなる。

 

しかし、自分の身を以て子どもを二人、朝起こしてから夜布団に潜り込ませるまで、布団に潜り込ませてもなお、ちゃんと息をしているか、咳き込んだりしていないか、痒がっていないかと目を配り気を配り、いつもライフを削りながら生きている今、思うのは

「いや、これ一人じゃ無理だって」

 

育児の責任を一人で、24時間365日負い続けることは負担でしかない。

かつて「ワンオペ育児は子どもが可愛いのを独り占めってことだ♡」とかいう馬鹿げた育児川柳が出てきたけど、ふざけるなとしか思えなかった。

私がワンオペ育児を嫌うのは、今自分が死んだら誰がこの子達を守るのかと不安で仕方がないため。

 

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夫が早く帰ってくるということは、自分が楽できるという意味ではなく、早くこの子達を一緒に守って欲しい、という願いを達成するための手段であって、だから夫に早く帰ってきてほしいのだけど、伝わらない。

 

「職場の人が、家に専業主婦がいるのに早く家に帰って家事とか育児とかするの、どう思う?」

と夫がいうが、

「しゅふに家のこと任せて自分は仕事だけしてればいいじゃないですか、って言わせたいのかね君は」

と返した。夫は答えなかった。

というか、質問に質問で返してしまった。議論としては不正解。だけども私は上の答えしか言えない。

 

裏を読んでしまう。

「賃労働者が、家のこともしないといけないのは単純に大変」

「賃労働者の仕事と生活を支えられない主婦は、無能」

そういう考えも潜んでいるように思う。

 

長女産後の育児休業中、夫に泣きながら伝えた言葉を思い出す。

 

「私が、あなたの職場の人に『鬼嫁』だとか『無能な嫁』だとか思われたってどうでもいいから、早く帰ってきてよ。この子を一人で守り通せるだけ強くないよ、私は」

 

自分が強くないということを認めるのは、正直に言って嫌だった。

私もそれなりに考える力があり、子どもをしっかりと育て上げたいという意志がある。

でも、一人では子どもの身の安全を守ることで精一杯で、心の豊かさを育むことは二の次三の次になってしまう。それがもどかしくてたまらない。

私だって強い妻に、完璧なお母さんに、なりたかった。

 

 

私も私で、打ちひしがれていた。

 

 

あなたは、何もかも任せられるだけ強いパートナーを見つけたらいい。

私には、あなたを支え続けられる胆力はない。無理だ。

 

そう思って離婚届の用紙を取りに行ったんだった。家を出たんだった。

 

 

自分の名前を書き入れた離婚届は夫に渡した。

聞けば、離婚届が机の引き出しに眠っているご家庭は少なくもないらしい。

うちの離婚届も眠っているだけの存在になるのだろうか。

 

わからないけど、離婚という選択肢があるだけ、救いになっている。