Kindleで読みました。ていうか読んでます。「鬼滅の刃」
話題の漫画ということもありますし、かんそうさんのブログで描かれていたラスボス「無残様」が気になったのもあります
そしてPrime会員特典でアニメ「鬼滅の刃」も視聴できるとわかり、 Amazonビデオで鬼滅の刃 を見始めたが運の尽き、
以下、ネタバレ表現も出てくるかもしれませんがアニメ版は26話までしか視聴しておらず、かつコミックスは6巻までしか読んでおらず(ブログ更新日現在)、そもそもバレるほどのネタを知らない時点で書いておりますのでそこまでのネタバレにもならないと思って書きます(お断りが長い)
炭治郎いい子すぎて泣く
竈門炭治郎くん(くん、て)、本作のヒーロー。父をなくし一家の大黒柱たれと、母を助けながら小さい弟妹たちの成長を見守り「生活は苦しいけど幸せだな」と何気ない毎日を過ごす好青年。もうこの時点で「ええ子やねぇ」と目尻下がる。
襧豆子可愛すぎて泣く
小さい弟六太を背負って寝かしつけて一息つくところで初登場したのが妹。ビジュアルからして可愛い。人喰い鬼に襲われるも弟をかばって倒れてるあたり泣く。
きょうだいの愛が深くて泣く
襧豆子が鬼化しゆく意識の中で兄・炭治郎に「がんばれ!」と声をかけられボロボロと涙をこぼし、おそらく兄のために食人衝動を抑え、あまつさえ後に現れた義勇さんから炭治郎をかばう。。
ピンチのときってこんなにもきょうだいで庇い合えるものなの???
私には姉がおりますが、自分の結婚披露宴では「お姉ちゃん、ほんとうに、今までありがとう…」と感謝を述べ、姉の結婚披露宴では「たかえ、いつもありがとう、、」と感謝の言葉をもらい、という程度の助け合いしか出来ておりません!!竈門家のきょうだい素晴らしい!!どういう育て方をしたらこんなにいい子たちが育つの…!!??
あーーーもう私の話しはどうでもいいや炭治郎の話しよ
そして、家族が息絶えた家に戻り、最愛の家族を埋葬し、服を着替え、旅立つ二人。
襧豆子が旅立ちに際して着た服は炭治郎が「またそれ着てるのか?新しいのを買ってやるよ」と言うも「いいのいいの、お気に入りだから。」と繕いを重ねた麻の葉模様。黒の羽織を重ね、大正時代の風俗で行くと羽織を重ねるのは防寒の意味以上に「正装」なのでして、
「そうだよね、これから旅が始まるんだから、せめてきれいなお召し物でね。いってらっしゃい、炭治郎、襧豆子…」
いって、、らっしゃい、、
...?
あれ、私、
もしかして、
母親目線で「 鬼滅の刃 」を読んでいる???
母親目線で少年漫画を読むということ
1982年生まれの自分のティーンエイジはだいたいセーラームーンに捧げたんですが、中学生当時はスラムダンクが全盛期で、他聞に漏れず読了したものです。当時は「流川かっこいいよね」「彼氏にするなら花道かなぁ」「アヤコさんみたいなマネージャーになりたい」という風に、同級生目線(むしろ男子キャラに於いては勝手に彼女気分)で読んでいたのです。
そのうち高校生大学生と進むと「へー今はこんなのやってるんだ」程度に、はしゃぐ弟を見守る気分で素通りした...
そして読むもの自体が変わっていき、再びたどり着いた少年ジャンプ、「 鬼滅の刃 」、
私、お母さんの気分で読んでるゥゥゥぅ!!!
自分のステージ変化を実感しつつ、何はともあれ「鬼滅の刃」は今の時代にフィットした主人公や悪役ラスボスが描写されており、ホワイト企業のあり方(鬼殺隊本部)もブラック企業のパワハラ会議(無残様と十二鬼月)の様相も見れて、とても良い作品だと思います。
いい具合に着地して名作となって欲しい。
そして私は、今日も明日も「炭治郎、、襧豆子、頑張るのよ!!」と母親目線で「 鬼滅の刃 」を読み、見るのでした。