夜中の考え事

たいていの悩み事は夜の空気に答えを見つけるものでして

子どもの頭の上で喧嘩してはならぬ

また長女3歳絡みのお話しなのですが、

先日「おかーさん、おくちくさい!ちゃんと歯をみがいてるの?」などと宣われまして。

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イラッとくるこの感情、夫にそう言われたときのイライラ感と同じだな、と思いました。

そして長女が言うその調子、夫が歯磨きを拒否する長女に言うことそのまんまでした。

 

育児が始まって以降、自分の時間はインキュベートされ続けるのみです。

それまで月1で通っていたネイルもまつエクもやめました。ずらり並んでいたスキンケアラインも随分スッキリしました。メイクアップもサッサのサ。逆に増えたのはシミとそばかす。

美容にかける時間、というのは贅沢品だったんだな、とガサガサの手先にワセリンを塗りながら考えました。

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旅行に持っていくスキンケアとメイクアップ用品はコレ↑だけシンプルに。

美容にかける時間なんて可愛いもので、自分のケアにかける時間も生理現象(トイレとか)にかける時間もギュンギュン吸い取られていく。そして私の毎日から歯磨きをする時間も削られていくなかで、「歯磨きする時間もないとか、何で私はここまで動きつづけなければならないのか。夫は何でそういう姿を見ても自分だけのんびりしていられるのか」と悲しみから怒りへのグラデーションが自分の中に濃くなっていきます。

毎日に疲れていても、子どものケアを頑張っていることが素晴らしいことだと、つまりは評価されるべきことだと、労われるべきことだと信じて頑張る毎日に、不意に夫が笑いながら「ちゃんと歯みがいてるの?」と言ってきたのでした。

そのときちょうど泣きぐずる子どもを抱っこしていたので、空いていた足でローキックを繰り出しそうになりまして。沸々とした怒りに心が埋まりながらも子どもを寝室へ。そして子どもの寝息を感じながら鬼のように抗議のLINEメッセージを送りました。

最初は「歯を磨くのは毎日の習慣で周りへの配慮でしょ」とかいう的外れの返答を寄越した夫でしたが、私の怒りが彼の家事育児時間の少なさへの指摘であることを察知した後は既読無視。うん、もうね、鎮まらないよね。

「私自身のケアにかける時間も与えてないのは誰だよ」

「私には私のことをするための時間すらない」

「同じ親なのになんでこんなに私には自由がなくて、あなたは自由があるの」

 

以後あっちが謝ってきて、家事と育児のタスクを二人でしっかり分担し、家族仲良く暮らせるようになりました☆ということはなく、そもそも謝罪からして無く、そのままなあなあに毎日が過ぎていくのみです(現在進行)。

 

そして長女からあの時と同じ調子で言われた言葉に過去の思い出もえぐられて、激しい怒りに包まれたのですが、ここで私の怒りを長女に向けてはならない、と自分の心に制御をかけたのです。

私が怒っているのは、夫の言動。

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私は本当は夫を叱り飛ばしたいのに、その叱責は夫に届かない。長女を介して夫を叱っても、夫には何も響かないでしょう。そら直接言われるわけでなし。

 

人を介してバトる人々の被害に遭ったことが自分にもありまして、上司Aについて仕事をしていたときに、「この仕事はαのやり方でいきましょう」と指導されていたことが、上司が変わって上司Bについたとたんに「αのやり方なんてダメですよ」と真っ向から否定され、βのやり方をイチから修行することになり、それまで右打ちだったのを左打ちにするくらいの苦痛を経験したことがあります。

上司Aと上司Bは仲が良さそうに見えて仕事観は真っ向から相違しており、かつお互いの仕事をdisっている、ということは、さすがに耐え難くなって別の先輩に相談してやっと知ったことでした。

私を介して喧嘩しないでほしい、トラウマレベルのストレスとして我が身に刻まれております。

 

そして今、長女を介して夫とバトるところだった。

私が向かうべきは夫。いくら過去のことでも、やはりアレはまずいんだよと自分の気持ちを伝えないと、と思いつつ、しかし夫に過去の遺恨から何から話して彼の行動のマズさを指摘し教示したところで、未だに謝罪のひとつもない、彼にとっては些末な出来事に彼が改めて反省するかといえば、「また過去のことをネチネチと…」と妻へのゲンナリ感が増幅されていくのみであることも予想の範囲内です。

 

じゃあどうすれば自分の気持ちが晴れるのか。自分の気持ちを晴らしたところで何になるのか。歯磨きするたびにぼーっと考えてしまいます。

 

ともあれ、子どもの頭の上で喧嘩をしてはいけない、と深く考える夜でした。